空海寺の永代供養について

人には二度の死があると言われています。一度目は肉体の死、二度目は記憶の死です。二度目の記憶の死とは、自分の存在を誰も思い出す人がいなくなることです。その時にその人は、本当の意味での死を迎えるのです。忘れられたくないと言う思いは、誰しも持っているものでしょう。誕生日を祝って貰うと嬉しいように、ご命日にお名前を読み上げて読経をすることが、故人へのメッセージになるのではないでしょうか。永代供養とはそういうご供養をつづけることに他ならないと私は考えています。二度目の死を迎えることがないようにという願いを込めて、空海寺天平墓苑では祥月のご命日とお盆にお名前と戒名を読み上げて供養しています。

かつてお墓は、家を継ぐべき立場の者が継承していくものでした。しかしながら現代では、家制度の崩壊や少子化やなどの影響で、従来型のお墓は時代に合わないものとなりつつあります。そこで、お墓の継承者がいなくても、供養と管理が永代に継続される「永代供養墓」が、時代の要請に求められる形で生まれてきました。お仏壇もまた同様です。

空海寺では、お墓については天平墓苑にて、またお仏壇については祖霊堂において永代供養をうけたまわっております。 

◆永代供養墓 天平墓苑について

天平墓苑は、平成28年9月1日に開設いたしました。約1,000㎡の広さの墓苑に、三種類の永代供養墓と一般墓を設置しています。それぞれに特徴のある墓地をご用意しておりますので、ご自身やご家族の思いに沿った墓地をお選び下さい。永代供養墓にご契約頂いている、約三分の二の方がご生前のご予約です。

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◆お仏壇の 永代供養 について

祭祀を継承する人がいないお仏壇を撥遣(はっけん=性根抜き)し、お位牌を永代に供養させていただきます。お仏壇は引き取らせていただき、お焚き上げをいたします。お位牌は、毎月のご命日にご回向させていただきます。

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◆古いお墓の 永代供養 について (墓じまい)

このところ、「墓じまい」という言葉を目にする機会が多くなりましたが、それは継承者のいない墓地を撤去して、遺骨を永代供養墓などに改葬することをさしているものです。当寺では、永代供養 合葬墓”ともしび”への改葬を受け入れております。(永代供養 樹木葬”いのり”、永代供養 夫婦墓”こみち”へ改葬ご希望の時はご相談下さい。)

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